予防接種を受けましょう
予防接種はある特定の病気に対して免疫をつけることを目的として行われます。予防接種のメリットには病気の発症予防だけでなく、発症した際の重症化・合併症予防などが挙げられます。実際にご高齢の患者さまでよく問題になるのが、
- インフルエンザやコロナウイルス感染を契機とした肺炎の合併
- 帯状疱疹ウイルス感染症による髄膜脳炎の合併、長引く帯状疱疹後神経痛
- 肺炎球菌による細菌性髄膜炎(成人の原因菌として肺炎球菌が最多です)
といった点であり、大きく健康を損ないうる上記疾患を防ぐことは、健康寿命を伸ばすために大変重要です。デメリットとして発熱・倦怠感など予防接種の種類ごとの副作用がありますが、メリットが大きいため当院では積極的な予防接種を推奨しております。
当院で行える主な予防接種
インフルエンザワクチン、新型コロナワクチン、帯状疱疹ワクチン、肺炎球菌ワクチン など
※このほかの予防接種でも、対応可能なものがあります。まずはお電話でご相談ください。
予防接種制限について
当院では、厚生労働省の最新指針に基づき、安全で確実な接種を行っています。
複数のワクチンを受ける際には、種類によって間隔の目安が異なります。
不活化ワクチン
※ウイルスや細菌を「殺して」つくったワクチン
例:新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、帯状疱疹ワクチンウイルス(シングリックス®)、肺炎球菌ウイルス、B型肝炎ウイルス、破傷風ウイルス、子宮頸がんウイルス(HPV)など
→不活化ワクチンどうしは、間隔の制限はありません。
同時に接種しても、翌日以降に別々に接種しても問題ありません。
生ワクチン
※弱めたウイルスや細菌を使ったワクチン
例:麻しんウイルス・風しん混合ウイルス(MR)、おたふくかぜウイルス など
→生ワクチンどうし(いずれも注射)を接種する場合は、27日以上あけてください。
→ 生ワクチンと不活化ワクチンの組み合わせは、同時接種または翌日以降でも接種可能です。
接種を見合わせる場合
- 当日の体温が37.5℃以上あるとき
- 急性の病気や感染症があるとき
- 過去にワクチンで強いアレルギー反応(アナフィラキシーなど)を起こしたことがあるとき
- 医師が体調などから、安全に接種できないと判断したとき
※最近、発熱や強いかぜ症状があった場合は、回復してからの接種をおすすめします。